●窯業サイディングと金属サイディングのメリット・デメリットのことについて
先週、先々週とサイディングのことに関する記事を上げさせ頂きました!
そして今回もサイディングについて少しだけ書かせて頂こうと思ってます(^^)
現在外壁のサイディングに使われている素材は4種類
・窯業系サイディング
・金属サイディング
・樹脂サイディング
・木質系サイディングです(^^♪
さらに主流と言われる素材は窯業サイディングと金属サイディングになります。
まず窯業サイディングとはなんぞや?というと、セメントと木材繊維などを薄い板状に加工した外壁材です。
作る工程の途中で窯で高熱処理されるため、窯業(ようぎょう)サイディングと言われています。
金属サイディングは、文字通り金属性の外壁パネルのことです。
先週のブログ内動画でもお伝えしたのですが、この主流の2種類のサイディングのメリットをあげると…
【窯業サイディングのメリット】
・大量生産されているので、安い。
・耐火性に優れている
・デザイン性が高い
・施工が簡単
【金属サイディングのメリット】
・断熱性が高い
・軽量
・防水性が高く、凍害に強い
となります。
逆にデメリットは
【窯業サイディングのデメリット】
・金属サイディングに比べて耐久性が低いので、定期的なメンテナンスが必要
・夏は暑くなりやすい
・重ね貼りには向かない(サイディング自体が重いため)
一番主流な窯業サイディングにも、んん~…これは…(*_*)というところがあります。
お安い分、メンテナンス費用が金属製の物よりかかってしまうということです。
窯業サイディング自体には防水効果がないので、防水効果がある塗料を塗ることで、雨等からの浸食を防ぎ、サイディングの持ちをよくするためのひと手間と費用が必要になる可能性が。
さらに、原料にセメントが使用されていることから熱を吸収しやすい性質を持っていますので、夏の強い日差しを受けると、どうしても熱を持ちやすくなってしまいます。
そして、窯業サイディングは金属製の物よりも重たいので、既存のサイディングの上から重ねて貼るという施工方法ができません。
そのため、窯業サイディングを貼り直す際は既存のサイディングを剥がすという工程を行います。
お次は金属サイディングのデメリットについてです。
【金属サイディングのデメリット】
・単価が高い
・傷が付きやすい
・錆やすい
・デザイン性が限られる
金属サイディングは窯業サイディングに比べると、単価がお高いんですね(*_*)
そして、傷が付きやすい。
これは素材の特性なので仕方がない部分もあります。
さらに金属製ということもあり、錆るということです。
しかし、錆に関して塗装の錆止めをしっかりメンテナンスで行うことで、キレイな状態を保つことも錆にくくすることも可能になります。
デザイン性に関していいますと、窯業サイディングよりもデザインの種類が少ないというのもあげられます。
100%メリットで、何もデメリットがない素材はないと思いますので、各お客様のご予算やご希望に合うサイディングが一番だと思います☆
しかし、もしこのサイディングはうちにどうなの…??
こんな外壁にしたいけど、もっと良い物があるかしら??等々、ご相談ありましたら、お気軽に問い合わせください(^^♪